カラスコが14奪三振完投 インディアンス勝率5割復帰

【インディアンス6-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

開幕からの5先発で4勝0敗、防御率2.31の好スタートを切りながら、過去2先発で8回1/3を投げて11失点(自責点10)と勢いに陰りが見え始めていたカルロス・カラスコ(インディアンス)が、敵地でのブリュワーズ戦で今季初の2ケタ奪三振となる14三振を奪う快投を披露。ブリュワーズ打線を5安打2得点に抑えて今季2度目の完投をマークしただけでなく、9回表には自身のバットでダメ押し点を叩き出し、今季5勝目をマークするとともにチームの連敗を4でストップさせた。4連敗が止まったインディアンスは今季成績を18勝18敗として勝率5割復帰となった。

インディアンスは4回表に一挙4点を先制。マイケル・ブラントリーがブリュワーズ先発のジュニア・ゲラから先制タイムリーを放ち、タイラー・ネークインの2号スリーランで一気にリードを広げた。7回表にはフランシスコ・リンドーアが早くも今季10号となるソロを放ってリードを広げ、9回表にはカラスコがダメ押しタイムリー。カラスコは7回裏に内野ゴロの間に1点、9回裏に犠牲フライで1点を失ったものの、9回117球を投げて被安打5、奪三振14、与四球1、失点2の快投で今季2度目の完投勝利をマークした。「僕たちはニューヨーク(でのヤンキース戦)でブルペンをたくさん使ってしまったからね」とチームのために投げ続けた結果の完投勝利だった。

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