気象庁は10日、向こう1か月の天候の予想を発表した。全国的に引き続き暖かい空気に覆われ、気温は平年と比べ高くなる可能性が高い。特に、北・東・西日本は今後2週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる見込み。
高温に関する情報
全国的に向こう1か月は気温が高い予想だが、特に北・東・西日本、奄美では15日(火)頃からの1週間ほどは平年よりかなり高くなる見通し。このため、気象庁は北海道~奄美までの広い範囲に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表し、農作物の管理等に充分に注意するよう呼びかけている。屋外での作業や運動は、水分補給や休息を心掛けるなど、熱中症予防を意識する必要がある。
梅雨入りした沖縄・奄美 雨少ない
沖縄・奄美は、前線や湿った空気の影響を受けにくく、向こう1か月の降水量は少なく、向こう1か月の日照時間は多い見込み。一方、東・西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、向こう1か月の降水量は平年並か多くなりそうだ。また、東・西日本は向こう1か月の日照時間が、平年並か少ない予想となっている。