サンタナが3安打5打点の活躍 フィリーズ11得点大勝

【ジャイアンツ3-11フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

若き主砲のリーズ・ホスキンスが今季2度目の休養日でスタメンを外れたフィリーズだが、主砲不在を感じさせない攻撃でジャイアンツ投手陣を圧倒。4番に入ったカルロス・サンタナが3安打5打点、サンタナの後の5番に入ったマイケル・フランコが7号ソロを含む3安打2打点をマークするなど、10安打に7四球を絡めて11得点を記録し、ジャイアンツに11対3で圧勝した。先発のニック・ピベッタは5回96球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点と安定したピッチングを披露して今季2勝目をマーク。フィリーズは明日の試合に勝利すれば今季2度目の4連戦スイープが完成する。

ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスと0.5ゲーム差の2位をキープしているフィリーズにとって、サンタナとフランコが調子を上げていることはこの上ない朗報だろう。ツキに恵まれなかったこともあり、4月末の時点で打率.153、2本塁打、11打点、OPS.571という寂しい成績に終わっていたサンタナは、今月に入って打率.294、3本塁打、12打点、OPS1.069と復調。今月の10安打のうち8本が長打であり、「先月とは全然違うよ」とサンタナ自身も復調を実感している。フランコは今季最初の12試合でOPS.699に終わったものの、その後の19試合では打率.338、5本塁打、13打点、OPS.966の好成績をマーク。3番打者のオドゥベル・ヘレーラも昨季から38試合連続出塁を継続中と好調を維持しており、ポストシーズン進出を狙う球団に相応しい打線が完成しつつある。

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