8回裏に逆転のヤンキースが8連勝で単独首位に浮上!

【レッドソックス6-9ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

直近17試合で16勝と絶好調のヤンキース。日本時間5月10日に行われた同地区ライバル・レッドソックスとの直接対決でもその勢いを見せつけるかのような逆転勝利を演じ、8連勝でついにア・リーグ東部地区の単独首位に浮上した。ヤンキースは1点リードの7回表に2番手のチャド・グリーンがハンリー・ラミレスに4号逆転ツーランを浴びたものの、8回裏にレッドソックスのセットアッパー&クローザー・コンビを攻略して一挙4得点で再逆転に成功。最終回をアロルディス・チャップマンが締めくくり、「伝統の一戦」の第2戦も見事に制した。

8回裏、ヤンキースはマット・バーンズから一死一、三塁のチャンスを作り、レッドソックスはクレイグ・キンブレルの投入を決断した。しかし、ヤンキースはブレット・ガードナーがセンターオーバーの2点タイムリー三塁打を放って逆転に成功し、続くアーロン・ジャッジがトドメの9号ツーラン。1点ビハインドをあっという間に3点リードへ変え、単独首位へ浮上した。18試合で17勝をマークしたのは球団では1953年以来65年ぶり。この快進撃で今季成績を26勝10敗とし、両リーグ最高勝率(.722)となった。また、本拠地ヤンキー・スタジアムでは11連勝中で、これは1985年に本拠地12連勝をマークして以来33年ぶりの記録。なお、ヤンキース先発の田中将大は2本塁打を浴びるなど6回途中4失点とピリッとせず、グリーンが逆転弾を浴びたため、勝利投手になることはできなかった。

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