好調・マーケイキスが試合を決める3ラン ブレーブス快勝

【ブレーブス5-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスが、日本時間5月10日のレイズ戦に5対2で快勝。8回裏にウィルソン・ラモスに2点タイムリーを浴びるまで、ロードゲームでの球団新記録となる34イニング連続無失点を継続し、試合序盤に奪ったリードを守り抜いた。先発のフリオ・テーランは4回裏無死二、三塁のピンチを連続三振と内野ゴロで無失点に抑え、6回無失点の好投で今季3勝目をマーク。打線では「4番・ライト」のニック・マーケイキスが3回表にリードを5点に広げる7号スリーランを放つなど、2安打3打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャJr.といった若手選手の活躍が目立っている今季のブレーブスだが、34歳のベテラン外野手・マーケイキスの活躍も見逃せない。ブレーブスに加入してからの3シーズンはいずれも156試合以上に出場した一方で、OPS.740前後という物足りない成績に終わっていたものの、今季はここまで35試合に出場して打率.338、7本塁打、28打点、OPS.973の好成績をマーク。ブライアン・スニッカー監督は「スプリング・トレーニングで彼を見たときに驚いたよ。しっかり身体を作ることができていたんだ。今季の好成績も不思議ではないし、勢いが衰える兆候も見えないよね」とベテラン外野手の活躍について頼もしげに話していた。

投手陣ではエース格のテーランが6回無失点の好投で3勝目。今季は43イニングで42三振を奪い、奪三振率8.79はキャリア平均を大幅に上回る数字となっている。今季の活躍についてテーランは「以前よりもしっかり速球を投げることができているように感じている」とコメント。「速球を投げたいところに投げることができているんだ」とテーランが語ったように、ピッチングの軸となる速球をしっかり投げられていることが、ピッチング全体に好影響を及ぼしているようだ。

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