「祖父から3代受け継いできた系統の牛で、再び繁殖を目指したい」。8年前の口蹄疫でワクチン接種の対象区域に入り、全66頭を殺処分された西都市穂北の和牛繁殖農家川越伸一さん(47)は、今年1月、1頭の高齢な雌牛「第7ゆみ36」を購入した。10年前に川越さんの牛舎で生まれ、区域外の西米良村の農家に買い取られていた。口蹄疫の惨禍を逃れ、9年ぶりに戻ってきた。
一家の宝、再び繁殖へ 和牛農家・川越さん(西都)
- Published
- 2018/05/11 08:03 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:05 (JST)