東・西日本で高温つづく 5月中に真夏日続出も 熱中症に注意

3月からの気温経過(出典=気象庁ホームページ)

 東日本と西日本では3月上旬から気温の高い状態が続いている。この状態は今後2週間程度は続くとみられ、農作物の管理や健康管理に十分な注意が必要となる。

 東日本と西日本では3月上旬以降、平年より気温の高い状態が続いている。
 一時的に寒気が南下した時期はあったものの、南からの暖かい空気が流れ込みやすかった影響で、3月1日以降の平均気温は平年を2℃程度上回った所が多くなっている。

 今後も暖かい空気に覆われるため、向こう2週間程度は気温のかなり高い状態が続く見通し。
 特に来週中頃から後半にかけては東日本や西日本を中心に30℃以上の真夏日が続出し、内陸部では35℃以上の猛暑日になる可能性もあるため、農作物の管理や健康管理に十分な注意が必要だ。

来週にかけての10日予報(ウェザーマップ発表)

■平均気温(3月1日から5月10日まで)

(いずれも速報値)
平均気温 平均気温 平年差 
東京   14.7℃ +2.6℃ 
新潟   10.7℃ +1.1℃ 
名古屋  14.4℃ +2.0℃ 
大阪   14.7℃ +1.6℃ 
広島   14.0℃ +1.2℃ 
高松   13.8℃ +1.3℃ 
福岡   14.9℃ +1.4℃ 
鹿児島  16.9℃ +1.5℃

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