シーガー満塁弾で猛攻開始 マリナーズ17安打で快勝

【マリナーズ9-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

2日前に好守でジェームス・パクストンのノーヒッターをサポートした男が、日本時間5月11日のブルージェイズ戦ではバットでチームを勝利に導いた。相手先発が左腕のJ.A.ハップだったこともあり「6番・三塁」で先発出場したカイル・シーガーは、1回表二死満塁で迎えた第1打席で右中間への5号先制グランドスラム。シーガーは5点リードで迎えた5回表にも6号ソロを放ち、今季初の1試合2本塁打となる2安打5打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。マリナーズ打線は4安打のジーン・セグーラ、3安打のアンドリュー・ロマインを筆頭に7選手が複数安打を記録し、今季最多タイの17安打で快勝。敵地でのブルージェイズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

シーガーの満塁弾が猛攻開始の合図となった。マリナーズは2回表にミッチ・ハニガーのタイムリーでリードを5点に広げ、3回表にはライオン・ヒーリーが6号ソロ。4回表にはロビンソン・カノーが犠牲フライを放ち、5回表にはシーガーのこの試合2本目となる一発で8対2と6点のリードを奪った。9回表にはマイク・ズニーノの6号ソロでダメ押し。先発のマイク・リークは7回2失点の好投で今季4勝目をマークし、8回以降はジェームス・パゾスとエドウィン・ディアスの「防御率1点台リレー」でブルージェイズの反撃を封じ込めた。今季のマリナーズは本拠地セーフコ・フィールドで8勝8敗であるのに対し、ロードゲームでは13勝7敗と好調。この勝利により、地区首位のアストロズとの差は1.5ゲームに縮まっている。

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