「ロングスロー」を“必殺技“に持つJリーグの選手たち

サッカー選手の中には、強肩ゆえにものすごいスローインを飛び道具に持つ選手がいる。

かつてストーク・シティに在籍したローリー・デラップは「人間発射台」と呼ばれ人気を博したが、今回はJリーグの中からロングスローを得意とする選手を紹介しよう。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

1. 藤田 直之

生年月日:1987/06/22 (30歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ヴィッセル神戸(J1)

※02:20から

正確かつ驚異的な飛距離のロングスローを得意とする藤田直之。サガン鳥栖時代、豊田陽平をめがけたスローインは重要な得点源であり一種の名物になっていた。

プレースキックやクロスの精度も高く、狭いスペースでの状況判断に秀でるなど非常に“サッカーセンス”を感じさせるセンターハーフだ。

神戸には空中戦に絶対的な強さを持つFWウェリントンがおり、新たなホットラインになるか注目である。

2. 片山 瑛一

生年月日:1991/11/30 (26歳)
ポジション:DF
所属クラブ:セレッソ大阪(J1)

※01:51から

※02:38から

「和製デラップ」の異名を持つ片山瑛一。

ファジアーノ岡山時代、驚異的な飛距離を誇るロングスローで数々の決定機を演出し、チームの躍進に貢献すると、今季からはセレッソ大阪に移籍。AFCチャンピオンズリーグの済州ユナイテッド戦で初ゴールをあげた

ちなみに、県立川越高校から一般入試で早稲田大学へ進学し、セレクションでア式蹴球部(サッカー部)に入部したという珍しい経歴を持つ。

3. 二見 宏志

生年月日:1992/03/20 (26歳)
ポジション:DF
所属クラブ:清水エスパルス(J1)

全日本大学選抜時代、あのハノーファーも獲得に興味を示したという二見宏志。決して大柄ではないが日本人離れしたフィジカルを持ち、馬力を感じさせるプレーヤーだ。

そんな二見はロングスローを得意としており、その速度と飛距離はJリーグでも屈指のもの。ボールボーイからタオルを受け取り水気を拭ってセットする姿はお馴染みだ。

ベガルタ仙台時代、二見がスローインの準備をすると、サポーターたちは両手を頭の上にやりスローインの仕草を交えてチャントを歌っていた。

4. 岩上 祐三

生年月日:1989/07/28 (28歳)
ポジション:MF
所属クラブ:松本山雅(J2)

※03:16から

豊富な運動量と高いテクニックをベースに様々なポジションでプレーができるマルチロール。

左右両足で正確なキックを蹴ることができる他、プレースキックだけでなくロングスローという飛び道具も持っている。

ロングスローだけでなくプレースキックの精度も高く、所属する松本山雅ではコーナーキックを蹴るケースも多い。

© 株式会社ファッションニュース通信社