6回表にブレーブスが一挙7得点 大勝で地区首位キープ

【ブレーブス9-2マーリンズ】@マーリンズ・パーク

開幕前の予想に反してナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスは、1対1の同点に追い付かれた直後の6回表に打線が爆発。二死満塁のチャンスを作ってオジー・アルビーズの11号グランドスラムで勝ち越しに成功すると、フレディ・フリーマンに6号ツーラン、エンダー・インシアーテにタイムリー二塁打が飛び出し、一挙7得点のビッグイニングとなった。先発のマイク・フォルティネビッチは5回1失点の好投で今季3勝目をマークし、7回からの3イニングを担ったルイス・ゴハラはメジャー初のリリーフ登板でメジャー初セーブをマーク。ブレーブスはこの日勝利したフィリーズとの0.5ゲーム差をキープし、単独地区首位の座を守っている。

新星・アルビーズと主砲・フリーマンが打線を牽引した一戦となった。身長173センチ、体重74キロという小さな身体でここまで10本塁打を放っているアルビーズは、同点で迎えた6回表に自身初のグランドスラム。今季成績は36試合に出場して打率.285、11本塁打、29打点、OPS.908となり、21歳の小柄な二塁手とは思えないような活躍を続けている。一方のフリーマンは自己最多の5安打を放つ大活躍。アルビーズの満塁弾の直後に飛び出した6号ツーランは試合の流れを決定づけるうえで非常に有効な一発だった。フリーマンはここまでアルビーズ同様に36試合に出場して打率.326、6本塁打、28打点、OPS.982を記録。本塁打数ではアルビーズに後れを取っているものの、安定感のあるバッティングで好調なチームを牽引しており、チームがこのままポストシーズン圏内に残るようであればMVPの有力候補に挙がりそうだ。

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