巨大タイヤ落下、8時間通行止め 松田の国道246号

 10日午後10時25分ごろ、松田町松田惣領の国道246号で、走行中の大型トレーラーの荷台からタイヤ4本(直径約2・5メートル、幅約1メートル、計約30トン)が落下、タイヤが衝突したとみられる案内表示板を掲示する鉄柱が横倒しになった。国道246号と並走する国道255号が鉄柱とタイヤにふさがれ、約8時間にわたって通行止めとなった。

 松田署によると、大型トレーラーが右カーブを曲がる際に、タイヤを固定していたワイヤが切れ、積んでいた全4本が落下したとみられる。2本の国道の間に立っている鉄柱が国道246号側に倒れ、タイヤ4本は国道255号側に落下した。タイヤは大型クレーンが向きを変える際に使われるものという。

 運転手の男性(52)が110番通報した。けが人はいなかった。

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