「サッカーはモノポリーに近い」アッレグリ監督、若手指導者に伝えたいこと

『Rai』は10日、「マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、サッカーは理論だけではないと語った」と報じた。

先日ミランとのコッパ・イタリア決勝戦を4-0で制し、今季も2冠を獲得することが決まったユヴェントス。

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監督を務めているアッレグリ氏は試合後以下のように話し、メディアや指導者に対してメッセージを送ったという。

マッシミリアーノ・アッレグリ 「我々は歴史を描いたグループについて話しているのだ。このチームを称賛したい。7つのスクデット、そして他のトロフィーを手にした。

サッカーでは他のチームも戦っている。だから負けることだってある。

問題は、新しいモチベーションを生み出すことだ。結果を別にして、シーズンを決める要素は数多くある。

勝たなければならないのはユヴェントスだけではないのだ。

人々は勝利が当然であるかのように感じる。残念なことに、私はその考えに慣れている。

サッカーは予測不能なものだ。戦術がすべてを左右するという考えは不公平なものだよ」

(イグアインではなくマンジュキッチを使ったね?)

「当然、イグアインはよく思わなかっただろうね。

私は決断を下した。よりフィジカルがあるストライカーを求めていたからね。イグアインはベンチから出番を待ったほうが良かった。

彼はピッチに入る準備をしていた。試合はうまく進んで、彼は残り15分で使うことができた」

(ユヴェントスの選手が高齢化している。時代の終わりが近いように見えるが?)

「良い点に目を向けるべきだ。ときにこのような話にぶつかるが、サッカーはシンプルなものだ。シーズンの様々な瞬間に対処せねばならない。

君たちは常に戦術について話しているね。しかし明確にしなければならないことがある。若い指導者にも言いたい。

サッカーは理論だけではないんだ。練習と実習でもある。

私はジョヴァンニ・ガレオーネ(アッレグリの師匠的指導者)の下で学んだ。

7つのタイトルを獲得してきたチームは、問題を持っていない。サッカーというのはモノポリーに似ている。次に何のカードを引くのかはわからない。

私は、あなた達とは全く違うサッカーへの視点を持っているのだ」

(評論家のマリオ・スコンチェルティは、アッレグリが疲れているように見えると言っていたが?)

「君たちとは違って、私は明確だ。大きな忍耐を持っている。最後の地点で、君たちを待っているよ」

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