モウリーニョのサッカーが退屈すぎる? サポーターの怒りも爆発する不名誉な記録

マンUを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

サポーターが怒るのも当然かもしれない。

ジョゼ・モウリーニョ率いるマンチェスター・ユナイテッドは先日のウェストハム戦をスコアレスドローで終え、プレミアリーグ2位の座を確保した。マンチェスター・シティとは大きな差をつけられてしまったが、2位は決して悪い成績ではない。アレックス・ファーガソン氏退任以降の迷走ぶりを考えれば良い順位と言えるかもしれない。

しかし、順位に対してプレイの内容はあまり褒められたものではない。英『METRO』は2位に入ったチームで過去最高に退屈なフットボールを展開していたチームでは?と伝えているが、ファーガソン氏が退任した2012-13シーズン以降ではスコアレスドローに終わったゲームが19試合もある。これはサウサンプトンに並んで最も多いのだ。これでは退屈と批判されても仕方がないだろう。

モウリーニョにとってはウェストハム戦がマンUで9度目のスコアレスドローとなり、前指揮官ルイ・ファン・ハールの8度を超えた。ファン・ハールもポゼッションしているだけで退屈と言われていたが、モウリーニョ体制でもあまり変化がない。ポゼッション率が高いか低いかの違いだけと言ってもいい。

同メディアによると、SNS上ではサポーターから不満の声も挙がっているという。

「明らかに戦術が悪いし、オレたちは攻撃の仕方を知らないんだ!」

「フットボールとはエンターテイメントだ。モウリーニョとモイーズのフットボールは最悪だ」

「来季もこの退屈なスタイルを見ないといけないなんて信じられない!」

大量得点のゲームも多く、見る者を魅了する攻撃的なスタイルでリーグ制覇を達成したマンCと、堅実な戦い方で勝ち点を稼いだ2位マンU。順位は1つしか変わらないが、印象は大きく違っている。

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