マダニ感染症注意 今年2人死亡、県内は5月ピーク

日南市北郷町の蜂之巣公園であった散策イベントで、マダニに刺されないようガイドから防虫スプレーを散布される参加者

 マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の発症が県内で相次いでいる。本県では、例年5月に感染報告のピークを迎え、今年は11日までに3件の報告があり、このうち2人が死亡している。対策として肌の露出を抑える服装や防虫スプレーが効果的なことから、県は感染防止のチラシを配布するなどして注意を呼び掛けている。

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