憲法に対する市民の関心を高めるための催し「憲法ひろば」が12日、JR桜木町駅前広場で開かれた。約20の市民団体で構成する、かながわアクションの主催。
催しは憲法に関心のない人に興味を持ってもらい、話し合うきっかけをつくることが目的。堅苦しくない雰囲気をつくるため、地域で活動する音楽家の演奏や、中学校給食などをテーマにしたシールや輪投げでの投票を行い、通りかかった買い物客や学生が参加していた。
さらに、主催者らが「日本は平和憲法のおかげで世界に認められた。憲法は世界の宝」とアピール。労働や教育についてのスピーチも行われた。
憲法入門の紙芝居を見ていた東京都江戸川区の長峰孝男さん(67)は、「インターネットで催しを知り、憲法が崩れそうな不安を感じているため参加した。国民はもっと状況を知る必要があると思うし、黙っていてはいけない」と話していた。