日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属する17位のハンブルガーSVは12日、ブンデスリーガ最終節でボルシアMGと対戦し、2-1の勝利を収めた。しかし、勝ち点差「2」で追う16位のヴォルフスブルクも勝利したため、クラブ史上初の2部降格が決まった。
試合後、チームのキャプテンを務める酒井がインタビューに応じると「何て言えばいいのか、正しい言葉が見つからない」と言葉を詰まらせつつも「とても悲しい日になってしまった。ファン、選手、コーチ陣、クラブに属する全ての人たちにとって辛いことだが、それでも今日は勝ち点3を獲得することができた。それは僕たちがどうしても欲しかったもの。そして、僕たちは絶対に諦めないということを見せることができた。残留できなかったのは残念だが、ここ数週間の安定したプレイは来季に向けての大きな成長だと思うし、また一からやり直したい」とコメント。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
そして、応援してくれたファンの方々へ「とても、とても辛いし、残留できなくてファンに申し訳ない。でも、一時はどん底で壊滅的な中、少しは巻き返すことができ、数試合は勝利することができた。最後の最後まで戦い、諦めなかった。ここ数週間の試合後にファンが見せたくれた態度はとても素晴らしく、僕たちに力を与えてくれた」とメッセージを送った。
ハンブルガーは来季までにチームをきちんと立て直し、1年で1部復帰を果たすことができるのか。
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