マンチーニに任せてもダメだ!アッレグリ監督、熱すぎる「イタリア復活論」

『CalcioWeb』など各メディアは、「ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、イタリア代表について話した」と報じた。

昨年ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任して以来、指揮官不在の状態となっているイタリア代表。

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新しい監督としてゼニト・サンクトペテルブルクを率いているロベルト・マンチーニ氏を招聘に動いており、近日中に契約が結ばれると言われている。

この件について聞かれたアッレグリ監督は以下のように話し、マンチーニを呼ぶだけでは何にもならないと苦言を呈したという。

マッシミリアーノ・アッレグリ 「マンチーニはイタリア国内外で多くの勝利を重ねてきた監督だから、適切な人物になるだろう。

ただ、イタリアの問題は、人々がこう考えていることだ。『代表監督があらゆる物事を解決しなければならないのだ』と。

代表監督では解決することができないものがたくさんあるのだよ。

イタリアのサッカーの未来をどうしていくか。それを決定する必要があるのだ。それは1日2日で修正することはできないものだ。

1970年から、イタリアはいつもいい結果を残してきた。残念ながら、今年はワールドカップを逃した。

しかし、これは異常な出来事だ。

問題は代表チームだけにあるわけではない。イタリアのサッカー全体をもとに戻すための解決策を見出さなければならない。

まず最初に、我々は情熱が必要なんだ。そして、再びスポーツと恋に落ちる子どもたちを増やさなければならない。

この数年、イタリアでは子どもたちの肥満率が急上昇している。これは恐ろしいことだよ。

我々は子どもたちをスポーツに引き戻さなければならない。サッカーだけじゃない。スポーツすべてにだ。

決断をしなければいけない。それが一般的なものにならなくともだ。

サッカーは再建されなければならない。基礎の基礎からね」

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