オリオールズが17得点の猛攻 バンディは7回無失点

【レイズ1-17オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズ打線が4本塁打を含む19安打17得点の大爆発。本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのレイズ4連戦を3勝1敗で終え、2カード連続の勝ち越しとなった。オリオールズは2回裏にダニー・バレンシア、ジョーイ・リカード、トレイ・マンシーニがソロ本塁打を放って3点を先制し、4点リードの4回裏にはマニー・マチャドのタイムリー二塁打、リカードの2号スリーランなどで一挙7得点。7回裏にもマチャドとクレイグ・ジェントリーのタイムリー二塁打などで6得点のビッグイニングを作り、終わってみれば今季最多の19安打で17対1の大勝を収めた。

本塁打王経験者など強打者がズラリと並ぶオリオールズ打線だが、4月はチーム打率と得点数の両部門でリーグ下位に低迷するなどスロースタート。しかし、先制弾を含む4安打4打点の大活躍を見せたバレンシアが「ウチにはたくさんの素晴らしい打者がいる。4月の状態がこれからもずっと続くとは思っていなかったよ」と語ったように、今日のような大爆発を演じるのは時間の問題だった。打線の大量援護にも恵まれ、前回登板で一死も取れずに4本塁打を浴びて7失点KOの醜態をさらしたディラン・バンディは、100球で7イニングを投げ抜き、被安打2、奪三振7、無失点の好投。今季2勝目をマークした。レッドソックス&ヤンキースの二強とはすでに15.5ゲーム差がついており、苦しい状況に変わりはないが、オリオールズが少しずつ本来の姿を取り戻していることは間違いなさそうだ。

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