マルティネスが主砲の働き Rソックス同率首位キープ

【レッドソックス5-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

レッドソックスのJ.D.マルティネスが「これぞ主砲!」とも言うべき活躍でチームを勝利に導いた。マルティネスは初回一死一塁で迎えた第1打席でブルージェイズ先発のジョー・ビアジーニが投じた初球のフォーシームを捉え、逆方向への10号先制ツーラン。3点リードの5回表には二死三塁のチャンスでライトへのタイムリーを放ち、リードを4点に広げた。レッドソックスは直後の5回裏に3点を失い、最終的に5対3で勝利したため、5回表のマルティネスのタイムリーが勝敗を分ける結果に。マルティネスは10号ソロを含む3打数2安打3打点の活躍を見せ、今季成績は打率.342、10本塁打、33打点、OPS1.018という期待通りのものとなっている。

レッドソックスが勝利をモノにし、同率地区首位をキープした今日の試合だが、リリーフ投手陣の頑張りも見逃せない。先発のドリュー・ポメランツが与四球5と制球に苦しみ、5回途中まで103球を投げて3失点で降板するなか、2番手のヘクター・ベラスケスが2イニングを無失点に抑えて今季5勝目をマークし、マット・バーンズとヒース・ヘンブリーも1回無失点でホールドを記録。最終回はジョー・ケリーがブルージェイズの上位打線を三者凡退に抑え、今季2セーブ目をマークした。今日の勝利により、敵地でのブルージェイズ3連戦は2勝1敗で勝ち越し。まだまだレッドソックスの快進撃は止まりそうにない。

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