インディアンスが4回までに9得点 クルーバー6勝目

【ロイヤルズ2-11インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ア・リーグ中部地区の首位に立つインディアンスが、日本時間5月14日のロイヤルズ戦に11対2で大勝。本拠地でのロイヤルズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を1とした。インディアンスはロイヤルズ先発のダニー・ダフィーを攻め、2回裏にホゼ・ラミレスの12号スリーランなどで5点を先制。3回裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリー、4回裏にヤン・ゴームスの5号スリーランで追加点を奪い、ロイヤルズのエース左腕・ダフィーを4回途中9失点でノックアウトした。7回裏にはマイケル・ブラントリーの5号ツーランで2点を追加し、終わってみれば15安打11得点の猛攻。なかでも「6番・捕手」のゴームスは4安打3打点の大活躍を見せた。

打線が爆発したインディアンスは、先発のコリー・クルーバーが8安打を浴びながらも要所を締める安定したピッチングを展開。6回表にエラー絡みで2点を失い、三者凡退のイニングが一度だけしかないなど、決して本調子ではなかったものの、そのなかで7回2失点(自責点0)にまとめ上げたのは見事だった。クルーバーはルイス・セベリーノ(ヤンキース)と並んでリーグ最多タイとなる6勝目。61奪三振はリーグ7位とやや物足りないものの、防御率2.34と例年通りの安定したパフォーマンスを続けており、今季もサイ・ヤング賞の有力候補に挙がることは間違いないだろう。

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