巨人菅野は27イニング連続無失点 ビシエドが2冠…18年第7週投打5傑【セ編】

中日のオネルキ・ガルシア(左)とダヤン・ビシエド【写真:荒川祐史】

巨人岡本はビシエドと並ぶ9安打でトップタイ

 ゴールデンウィーク明けのセ・リーグは、実力者が本来の力を発揮しつつある。投打の成績を見ていこう。

【セ・リーグNPB第7週(5/7-5/13)】

1広島(3試合2勝0敗1分、勝率1.000)
2巨人(6試合4勝2敗0分、勝率.667)
3中日(5試合2勝2敗1分、勝率.500)
3ヤクルト(5試合2勝2敗1分、勝率.500)
5DeNA(4試合1勝2敗1分、勝率.333)
6阪神(5試合1勝4敗0分、勝率.200)

 広島、巨人が相変わらず好調を維持して勝ち越した。阪神は1勝4敗と大きく負け越す結果となった。

【打者5傑】

○安打
1岡本和真(巨)9
1ビシエド(中)9
3ソト(De)8
3アルモンテ(中)8
5糸井嘉男(神)7
5長野久義(巨)7

○本塁打
1バティスタ(広)2
1菊池涼介(広)2
1宮崎敏郎(De)2
1ロペス(De)2
1ビシエド(中)2
1バレンティン(ヤ)2

○打点
1ビシエド(中)7
1バレンティン(ヤ)7
3雄平(ヤ)6
4ロペス(De)5
5菊池涼介(広)4
5バティスタ(広)4
5岡本和真(巨)4
5亀井善行(巨)4

○盗塁
1植田海(神)2
1神里和毅(De)2
 1盗塁9人

○打率(規定打席以上)
1ソト(De).533
2西浦直亨(ヤ).462
3ビシエド(中).450
4岡本和真(巨).429
5アルモンテ(中).400

○RC(RunCreate)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1バレンティン(ヤ)6.99
2ビシエド(中)6.73
3アルモンテ(中)6.34
4岡本和真(巨)5.65
5ソト(De)5.38

 前週に戦列復帰した中日・ビシエドが中軸に座って9安打2本塁打7打点の大活躍。ヤクルト・バレンティンも好調を維持している。

投手は…

【投手5傑】

○勝利
1大瀬良大地(広)1
1ジョンソン(広)1
1秋山拓巳(神)1
1三上朋也(De)1
1菅野智之(巨)1
1野上亮磨(巨)1
1内海哲也(巨)1
1吉川光夫(巨)1
1ガルシア(中)1
1鈴木博志(中)1
1ブキャナン(ヤ)1
1松岡健一(ヤ)1

○セーブ
1カミネロ(巨)2
2田島慎二(中)1

○ホールド
1近藤一樹(ヤ)3
2井納翔一(De)2
2砂田毅樹(De)2
2パットン(De)2
2澤村拓一(巨)2
2中尾輝(ヤ)2

○奪三振
1菅野智之(巨)13
2岡田明丈(広)10
3大瀬良大地(広)9
3秋山拓巳(神)9
5小野泰己(神)7
5ジョンソン(広)7

○防御率(規定投球回数以上)
1秋山拓巳(神)0.00
1東克樹(De)0.00
1三上朋也(De)0.00
1菅野智之(巨)0.00
1ガルシア(中)0.00

○PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回で算出
1秋山拓巳(神)36.2
1菅野智之(巨)36.2
1ガルシア(中)36.2
4岡田明丈(広)25.8
5東克樹(De)20.1
5中川皓太(巨)20.1

 リーグ防御率は4.02。巨人・菅野、阪神・秋山、中日・ガルシアが完封を記録した。開幕2試合は大量失点を喫した菅野だが、以後はエースとしての本来の投球を取り戻し、現在は27回連続無失点と圧巻の成績を残している。救援陣ではヤクルトの近藤が3ホールドと苦しいリリーフ陣の中で好調を維持している。

(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2