ブリュワーズ・ペラルタが13奪三振の衝撃デビュー!

【ブリュワーズ7-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ブリュワーズの有望株右腕、フレディ・ペラルタが日本時間5月14日のロッキーズ戦でメジャー初登板初先発。威力抜群の速球を武器に、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで6回裏一死までノーヒッターを継続する見事なピッチングを披露し、球団の新人記録を更新する13奪三振をマークした。ブリュワーズは2回表にタイラー・サラディーノのタイムリー二塁打などで3点を先制し、3回表にトラビス・ショウの9号ソロで1点、6回表にはヘスス・アギラーの3号スリーランで3点を追加。好投したペラルタは打線の援護にも恵まれ、記念すべきメジャー初登板を白星で飾った。

まさに記録づくめの初登板となった。21歳でメジャーデビューを果たしたペラルタは、球団では2007年のヨバニ・ガヤード以来となる年少先発投手となり、13個の三振を奪って1997年にクリス・ウッダードがマークした12奪三振の球団新人記録を更新。メジャー初登板での2ケタ奪三振は2012年のマット・ハービー(当時メッツ)以来6年ぶりであり、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が2010年のメジャーデビュー戦で14奪三振をマークして以来の記録だった。データサイト「Baseball Reference」によると、1908年以降、メジャーデビュー戦で13個以上の三振を奪ったのはペラルタが史上5人目。プロ入り後初めて家族が観戦に訪れたという試合での快投は、最高の「母の日」のプレゼントとなったに違いない。

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