今季マルセイユで日本代表DF酒井宏樹とともに右サイドを支配していたのが25歳のフランス人MFフロリアン・トヴァンだ。リーグ戦では22得点を記録し、これはパリ・サンジェルマンFWネイマールをも上回る数字だ。ネイマールが負傷で離脱していたとはいえ、この数字は見事だろう。
そのトヴァンが目指すのは、やはりロシアワールドカップでのフランス代表入りだ。フランスはタレントの宝庫となっているが、リーグ戦で22得点を挙げた能力はフランス代表を指揮するディディエ・デシャンにとっても魅力的だろう。
仏『L'Equipe』によると、トヴァンは代表のユニフォームに袖を通すことが夢と語っており、それがロシアで実現すればと期待しているようだ。
「フランスには優れた選手が数多くいる。特に前線にはね。それが僕たちが強豪である証明だよ。自分自身にプレッシャーをかけるつもりはない。毎週上手くなるためにベストを尽くすつもりさ。以前からフランス代表のユニフォームを着るのが夢だ。だけど僕はハッピーだ。全員がそのチャンスを得られるわけではないからね」
フランスにはキリアム・ムバッペ、同じレフティーならアントワーヌ・グリーズマンもいる。ポジション争いは異常なほど激しくなっており、デシャンがワールドカップ初戦でどのようなスタメンを組んでくるのか注目だ。
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