第7週のMVPはパクストン、リンドーア、ジェネット

日本時間5月15日、2018年レギュラーシーズン第7週(現地時間5月7日~5月13日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジェームス・パクストン(マリナーズ)とフランシスコ・リンドーア(インディアンス)が同時受賞。ナショナル・リーグはスクーター・ジェネット(レッズ)が選出された。

パクストンは昨年4月と昨年7月に計2度、週間MVPに選出されており、今回が3度目の受賞。日本時間5月14日のタイガース戦では6回3失点で降板したものの、同9日のブルージェイズ戦でノーヒッターを達成したことが高く評価された格好だ。わずか99球で快挙を達成し、最終回にも時速100マイル近い速球を投じるなど、まさに圧巻のパフォーマンスだった。

リンドーアは第6週に自身初の週間MVPに選出されたばかりだが、好調を維持して2週連続受賞となった。第7週のリンドーアは打率.600(20打数12安打)、4本塁打、OPS2.052という驚異的な成績をマーク。4月末の時点で打率.245と今季はややスロースタートだったものの、5月に入ってからの猛打で今季成績は打率.321、12本塁打、OPS1.012という素晴らしいものになっている。

ジェネットは昨年6月以来となる自身2度目の週間MVP受賞。前回受賞時は1試合4本塁打の快挙を成し遂げたことが高く評価されたことによる受賞だったが、今回はレッズ打線の軸として打率.591(22打数13安打)、4本塁打、10打点、OPS1.818という素晴らしい成績を残し、文句なしの週間MVP受賞となった。期間中に出場した5試合すべてで安打を放ち、うち4試合でマルチ安打、日本時間5月11日からは3試合連続で3安打以上(3安打、4安打、3安打)と猛打を発揮。同8日から同12日にかけては出場した4試合連続で本塁打を放った。今季はここまで打率.329、OPS.888の好成績をマーク。どうやら昨季の大活躍はフロックではなさそうだ。

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