KAT-TUN・上田竜也と嵐・櫻井翔がシンパシーする理由

TBSで毎週木曜日放送の「櫻井・有吉THE夜会」に17日、KAT-TUNのメンバーが充電完了後、初めて出演する。

この番組は嵐の櫻井翔が司会を務めている。KAT-TUNが充電期間に入る際にもゲスト出演し、充電期間に入る前のメンバーの思いやファンへの思いなどを放送し、KAT-TUNファンにも思い入れがある番組だ。

ところで、同番組は、たびたび「櫻井の私服センスがイマイチ、迷彩ばかり」と櫻井をディスる内容が多く、「迷彩=櫻井=笑い」の構図ができてしまい、櫻井ファンが悲しい思いをしていた。

番組の予告で、櫻井を〝兄貴〟と慕うKAT-TUNの上田竜也が「迷彩をバカにしている時点で腹が立っている」と発言しているシーンが数秒放送された。そのシーンを見た櫻井ファンは「この時点でお礼をいいたい」「最近、櫻井くんへのリスペクトがまっすぐな上田くんを推していきたいと思う」「櫻井くんを守って!」と今まで、この番組で私服センスをディスられてきて、嫌な思いをしていた櫻井ファンが上田を賞賛していた。

櫻井ファンが上田に注目するようになったところ、2人の興味深い共通点が見つかったという。

ジャニーズ事情通は「櫻井は父親が元総務省事務次官という超エリート。5歳の時に渋谷で母親とケンカ。母は息子を置き去りにしてバスに乗り込んでしまったんです。母親としては、櫻井が謝って、急いでバスに乗り込んでくると思ったんでしょう。ところが、櫻井は『いなくなってやろうと思った』。バスが出発してしまい、母親が窓から櫻井を見たところ、泣くこともなく歩道を歩き、母親をにらんでいたというんです」と語る。

一方の上田は親が資産家。小学生の時には、週7で習い事(習字、そろばん、絵画、水泳、ピアノ、英会話、学習塾)に通っていたほど、母親が教育ママだったようだ。「テストの絶対条件は8割。それより低い点だったことで、母親が怒り、山へドライブに。道中、上田は謝り続け号泣したというが、何と山に置き去りにされてしまったんです。知っている山だったので無事に帰宅したそうです」(同)

上田も櫻井も共に置き去りにされるほどきびしい教育の家で育ちながらも、ある意味、芸能界でもかなり奔放なジャニーズ事務所に身を置いてきた。「だから、2人はシンパシーを感じているんでしょうね」と同事情通は指摘する。(二浦誠)

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