アスレチックスが今季無敗のポーセロを攻略し接戦を制す

【アスレチックス6-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

前回の対戦時にノーヒッターを達成したショーン・マネイア(アスレチックス)が先発した一戦は、3本塁打を含む11安打でマネイアら投手陣を援護したアスレチックスが6対5で接戦をモノにした。マネイアは2回裏先頭のJ.D.マルティネスにセンターへのヒットを浴び、レッドソックスに対する無安打投球がストップ。3回裏に2本のタイムリーを浴びて逆転を許し、7回裏にはラファエル・ディバースに7号ソロを浴びるなど、7回途中まで89球を投げて4失点(自責点3)とピリッとしない投球に終始したが、打線の援護にも助けられて今季5勝目をマークした。レッドソックス先発のリック・ポーセロは今季5勝0敗、防御率2.79と好調だったが、2本塁打を含む9安打を浴びて6回5失点で降板。今季9先発目にして初黒星を喫した。

アスレチックス打線のポーセロ攻略はマット・ジョイスの一発で幕を開けた。3回表二死走者なしの場面でジョイスが4号先制ソロを放ち、逆転を許した直後の4回表にはジョナサン・ルクロイの2点タイムリー二塁打とダスティン・ファウラーのタイムリー三塁打で3点を奪って再逆転。6回表にはマット・オルソンが5号ソロを放ち、リードを2点に広げた。7回裏に5対4と1点差に詰め寄られると、8回表には主砲のクリス・デービスが逆方向への12号ソロ。その裏に2番手のユスメイロ・ペティートがマルティネスに11号ソロを浴びて再び1点差とされたものの、最後はクローザーのブレイク・トライネンが抑えて今季7セーブ目をマークした。なお、同率首位のヤンキースはこの日試合がなかったため、敗れたレッドソックスは地区2位に後退している。

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