伏兵・グッドラムが2本塁打で5打点を叩き出す大暴れ!

【インディアンス3-6タイガース】@コメリカ・パーク

ミゲル・カブレラ、ニコラス・カステヤーノスら主力打者を故障で欠く状況が続いているタイガース。しかし、代役選手たちの活躍で勝利を収めた前日のマリナーズ戦に続き、日本時間5月15日のインディアンス戦でも「伏兵」と呼ぶべき選手が予想外の大活躍を見せてチームを勝利に導いた。カステヤーノスの代役として「7番・ライト」で先発出場したニコ・グッドラムは前日までの通算73打席で打率.205、2本塁打、5打点に過ぎない26歳のユーティリティ・プレイヤーだったが、この試合では4回裏に3号ツーラン、8回裏に4号スリーランを放ち、1試合で通算成績に並ぶ2本塁打&5打点を記録する大暴れ。チームの6得点のうち5点を一人で叩き出す大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

この日の勝利により、タイガースは昨年7月以来となるインディアンス戦での白星をマーク。同地区相手に12連勝中だったカルロス・カラスコ(インディアンス)にタイガースが勝利したのは昨年4月以来のことだった。4回裏にカラスコから勝ち越し弾を放ったグッドラムは「誰がマウンドに立っていても、ホームベースの上を通過するようにボールを投げないといけない。誰がマウンドに立っているかなんて関係ないんだよ」と語っており、必要以上に相手投手を意識しなかったことが好結果に繋がった様子。ロン・ガーデンハイアー監督は「(故障者の続出は)他の選手たちにチャンスを与えてくれている。チャンスを得た選手たちはそれを生かそうと必死に頑張ってくれているよ」とグッドラムの活躍に目を細めていた。

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