パドレス・牧田が痛恨の被弾 3HRのロッキーズが勝利

【ロッキーズ6-4パドレス】@ペトコ・パーク

ロッキーズとパドレスによる同地区対決2連戦の第1戦は、試合中盤に3本塁打を集中させたロッキーズが6対4で勝利を収めた。ロッキーズは1点ビハインドの5回表にダニエル・カストロの1号ソロとノエル・クエバスの1号ソロで逆転に成功し、同点に追い付かれた直後の6回表には一死一、二塁のチャンスでヘラルド・パーラが2号勝ち越しスリーラン。その裏に2点差に迫られたものの、リリーフ陣がこのリードを守り抜き、接戦をモノにした。パドレスは前日にメジャー再昇格を果たしたばかりの牧田和久が大誤算。パーラに勝ち越し弾を献上し、メジャー初黒星を喫した。

ロッキーズのバド・ブラック監督は「AAA級から昇格してきた選手たちが貢献してくれた。素晴らしかったね」と語り、今季初本塁打を放ったカストロとクエバスの活躍を喜んだ(クエバスはメジャー初本塁打)。クエバスは4月下旬にメジャー昇格を果たし、ここまで打率.308と存在感を発揮。DJレメイヒューの故障により今月初めに2年ぶりのメジャー昇格を果たしたカストロは、ここまで打率.160と苦しんでいるものの、貴重な一発を放ってチームの勝利に貢献した。そして何よりも大きかったのがパーラの一発。「(牧田は)変則的な投手だから、打ったのが速球なのかチェンジアップなのかわからなかったよ」とパーラは自身の一打を振り返ったが、内角低めのチェンジアップを捉えた見事な一発だった。

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