多摩川彩る 2500本の灯

 ろうそくの明かり2500本で多摩川を彩る「キャンドルスケープ川崎」が12日夜、川崎市高津区の二子橋下流の河川敷で行われ、多くの市民らがゆらめく光の地上絵を楽しんだ。多摩川キャンドルナイト灯(ひ)と人実行委員会の主催で、駒沢大経営学部の学生らが協力した。

 「電気を消して、スローな夜を」をスローガンに初開催。芝生広場にキャンドルを置いて星やヤシの木、ネコ、ハートなどを描いた。日が沈み、キャンドルの光の絵が浮かび上がると会場からは「きれい」との声が漏れた。約千人の参加者はヨガを体験したり、音楽家のライブに耳を傾けたりしながら「スローな夜」を楽しんでいた。

2500本のキャンドルで多摩川を彩った「キャンドルスケープ川崎」

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