『BBC』は14日、「マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリックは、FAカップ決勝でコーチとしての役割を果たす」と報じた。
今季限りで現役を引退することが決まったキャリック。なんと19日のFAカップ決勝ではアシスタントコーチとしてベンチ入りする予定だ。
彼はスタッフとしてのデビュー戦について以下のように話し、これから徐々にステップを進めていくと宣言した。
マイケル・キャリック 「私は今週トレーニングを受けていない。スタッフに入る予定だ。
自分の見解を伝えていくつもりだ。スタッフの一員としての役割だ。
監督と協力をして、クラブにとって最高のものを得るために働いていくよ」
(日曜日の試合で大きなセレモニーが行われたね)
「私が出ていったとき、信じられないようなレセプションがあったよ。
特別な思い出だね。大事なものだ。すべてを片付けるための最後の機会だった。
そのようなものを手にしたから、過去を振り返って終わったことを悲しむよりも、将来に興奮することができる」
(ユナイテッドからはアシスタントコーチのルイ・ファリアが離れる。モウリーニョは将来的に君が片腕になると話していた)
「私はこのクラブとマネージャーのことをよく知っている。彼やスタッフから学んでいるし、影響を受けているよ。
コーチにはフィットできると思う。うまく行けば、あと数年でそうなれるだろう。
家族と時間を過ごすことがいいと思っていたこともあるが、それはタイミングによる。
2度考える必要はなかった。問題にはならないよ。この後には6~7週のオフもあるからね」
(ギグスがウェールズ代表監督、フィル・ネヴィルがイングランド女子代表監督になっているね?)
「徐々にステップを進めていかなければならない。調子に乗ってはいけないんだ。
私がまともな選手だっただからといって、成功は保証されていないんだ。それをよく知っているからね。
自分の立ち位置よりも前に出るつもりはないよ。今の段階で言えば、監督になりたい。
しかし、図には乗らない。『監督になる』とみんなに言うことはしたくはないね」
(キャリックを失うことは、ユナイテッドにとって厳しい?)
「我々は過去にも偉大な選手を失ったことがある。キャリックよりも大きな男をね。
しかしそれでも、クラブは変化し、成功している。再びそうなるだろうと確信しているよ。
私が加入した時、ロイ・キーンがいた。しかし、私はロイ・キーンの代わりになることはなかった。結局、自分は自分だ。自分で道を見つけて、進化していくものだ。
ここにいる選手たちは成長し、改善していく。誰かが来たら、誰かが去る。そしてクラブは前に進んでいくよ」