今夏ライプツィヒからリヴァプールに合流することが決まっているMFナビ・ケイタには、あらゆるプレイが期待されている。豊富な運動量を活かし、ユルゲン・クロップの求めるヘビーメタルスタイルの中でのボール奪取や、前線へ攻め上がっての得点など、攻守両面でのフル稼働が求められる。
では、ケイタはそれらを実現できるだけの選手なのだろうか。英『Squawka』はケイタが今季記録したデータをプレミアリーグで活躍するトップクラスのMF陣と比較。ブンデスリーガとプレミアでは環境が大きく異なるが、ケイタの能力を判断する1つの目安としての比較だ。
まず目を引くのがドリブル成功回数だ。ケイタは1試合平均のドリブル成功数が3・1回となっており、これはトッテナムMFムサ・デンベレ、(3・2回)マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの数字とほとんど変わらない(3・1回)。2人ともボール扱いに長けた選手で、ケイタには同じような突破力が期待できる。
さらにシュート精度では、今季ケイタは43本のシュートを打って6点決めている。一方でポグバはその倍以上となる92本のシュートを打って同じ6点だ。ケイタには得点力の部分でも大いに期待できる。
また成功回数には差があるものの、ケイタは1試合平均3回のタックルを仕掛けるアグレッシブな選手だ。チェルシーのエンゴロ・カンテが1試合平均3・4回となっており、タックルの精度に差はあれどケイタにも積極的な守備が期待できる。
数字だけを見ればケイタはクロップのスタイルに合い、プレミアリーグでも活躍できる予感がある。それほど都合よく進むとは限らないが、期待するだけの価値がある選手と言えよう。
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