ピベッタが自己最多11K フィリーズ7年ぶりの貯金8

【フィリーズ4-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

フィリーズは日本時間5月17日のオリオールズ戦に先発したニック・ピベッタが、自己最多の11三振を奪うなど7回99球を投げて被安打2、与四球1、失点1というキャリアベストと言っても過言ではないピッチングで相手打線を圧倒。打線は6回表にセザー・ヘルナンデスの5号ソロ、マイケル・フランコとペドロ・フロリモンのタイムリーで3点を奪って逆転に成功し、7回表にはリーズ・ホスキンスのタイムリー二塁打でリードを3点に広げた。8回裏には一死満塁のピンチを迎えたものの、3番手のルイス・ガルシアがアダム・ジョーンズとマニー・マチャドを打ち取って無失点。4対1で勝利を収めたフィリーズは、貯金を2011年のレギュラーシーズン終了時以来7年ぶりとなる8とした。

頼れる先発投手へと成長を遂げつつあるピベッタは、今季の活躍の要因をこう明かしてくれた。「先発投手同士で良いコミュニケーションが取れているんだ。ビニー(=ビンス・ベラスケス)から学んでいるし、ジェイク(・アリエタ)とは試合における精神面についての話をする。(アーロン・)ノラは試合中に落ち着いて投球することについて教えてくれるし、(ザック・)エフリンにはシンカーの握り方を教えてもらった。みんなが助け合い、僕も本当に助けられているんだ」。今季のフィリーズはリーグ3位の先発防御率3.46をマーク。先発投手陣が良い関係を築き、お互いを助け合う好循環が続いている限りは、好調なチームの戦いが大崩れすることはなさそうだ。

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