初回4点のレッズがそのまま逃げ切り 被スイープを回避

【レッズ6-3ジャイアンツ】@AT&Tパーク

メッツに勝ち越し、ドジャース4連戦をスイープして6連勝でサンフランシスコに乗り込んできたレッズは、ジャイアンツ3連戦の初戦と第2戦を落として2連敗。再び嫌な流れとなりつつあったが、日本時間5月17日のジャイアンツ3連戦最終戦では初回に一挙4得点の猛攻で嫌な流れを吹き飛ばした。初回のレッズはホゼ・ペラザとスクーター・ジェネットの連打で無死二、三塁のチャンスを作り、ジョーイ・ボットーのタイムリーであっさり先制。さらにアダム・デュバルが左中間スタンドへ8号スリーランを叩き込み、打者4人で4点を先制した。レッズはこのリードを最後まで守り抜き、6対3で勝利。ジャイアンツ3連戦の被スイープを回避することに成功した。

6回裏二死満塁で後方への難しいフライを好捕し、7回表にダメ押しの7号ソロを放ったジェネットは「これは大きな勝利だよ。誰もスイープされたいとは思っていないからね」と被スイープを回避する勝利を喜んだ。さらに「僕たちはこの数週間、全ての試合で最後まで勝つチャンスを残している。試合を通してダグアウトにエネルギーが満ちているのは楽しいよ。最終回に3点や4点のビハインドを背負っていても逆転できる雰囲気があるんだ」と続け、チーム状態の良さを強調した。日本時間4月23日の時点で3勝18敗となったレッズだが、そこからは12勝11敗と盛り返している。上位4チームが熾烈な首位争いを繰り広げるナ・リーグ中部地区において、レッズは首位争いをかき回す存在となるかもしれない。

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