1997年生まれコンビが躍動 ブレーブスが首位キープ

【カブス1-4ブレーブス】@サントラスト・パーク

もはやお馴染みとなった感のあるブレーブスの「1997年生まれコンビ」が日本時間5月17日のカブス戦でも躍動し、チームを勝利に導いた。1997年1月7日生まれのオジー・アルビーズは「1番・二塁」で先発出場し、初回に二塁打、8回裏に三塁打を放って2度出塁。2度とも後続のタイムリーで生還し、2得点を記録した。一方、1997年12月18日生まれのロナルド・アクーニャJr.は「2番・レフト」で先発出場。6回裏の第3打席でこの日の初安打を放つと、1対1の同点で迎えた8回裏には三塁打を放ったアルビーズを三塁に置いて、三遊間を抜ける痛烈な勝ち越しタイムリーでこの試合の決勝点を叩き出した。ブレーブスはこの日勝利した地区2位のフィリーズとの1ゲーム差を維持し、ナ・リーグ東部地区首位の座を守っている。

先発して6回1失点の好投を見せた34歳のブランドン・マッカーシーは「子供がプレイしているのを見ているような感じではないんだ。彼らは本当に才能があるし、オジー(・アルビーズ)の積極性は驚異的だよ」と一回り以上年下の「1997年生まれコンビ」の活躍を称えた。アルビーズはここまでメジャー最多となる30本の長打を放ち、4月下旬にメジャー昇格を果たしたアクーニャJr.は20試合で4本塁打、OPS.848をマーク。好調を維持するフレディ・フリーマン、ニック・マーケイキスらとともに打線を牽引する存在となっている。「1997年生まれコンビ」の活躍もあって地区首位を走っているブレーブス。彼らの活躍を見る限り、2013年以来5年ぶりとなるポストシーズン進出は決して非現実的な話ではなさそうだ。

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