ユヴェントスは17日、GKジャンルイージ・ブッフォンの去就についての記者会見を行った。
ブッフォンはこの会見でユヴェントスを今季限りで離れることを発表。現役引退については未定であるが、少なくともクラブとの契約は終えることになった。
『Football Italia』などによれば、彼は以下のように話し、ユヴェントスの哲学を学べたことに感謝を述べたという。
ジャンルイージ・ブッフォン 「私はアニェッリ会長に感謝を申し上げたい。ユヴェントスでの役割を超えて、本当にそれ以上の関係だった。
何年もの間、我々の親密さや共同関係は発展してきたと思う。そして友情も。
これを可能にしたものは、正直さ、忠実さ、公平さ、そして不誠実への抗いだ。それが我々を結びつけた。
アニェッリ会長が私のエージェント、そしてキャプテンを引き継いでくれるキエッリーニとともにここにいてくれるという事実は、大きな誇りであり、喜びだ。
皆さんがここに来てくれたことも嬉しい。なぜなら、メディアは重要な役割を果たすからね。メッセージを送るにあたっては。
論争や誤解もあった。それでも私はメディアにも感謝したい。それも必要だったと感じている。
あらゆる感情を口に出して、この素晴らしき日を要約したいが、私は冷静さと幸せと、満足感を持って臨みたい。
これは素晴らしい旅の終わりだ。私を気にかけてくれた人々と共有できたことは、十分に幸せだった。
毎日それを感じていた。その愛のために戦い、ベストを尽くそうとした。
土曜日はユヴェントスでの最後の試合になるだろう。素晴らしい冒険の終わりにふさわしいと思う。2つの勝利をもって締めくくれるのはね。
それは本当に重要なものだ。アンドレア(アニェッリ)、そしてユヴェントスの人々との関係の結末としてね。
自分のベストのパフォーマンスが出せなくなることを恐れていたが、ユヴェントスのレベルにふさわしいものを表現できたことを誇りに思っている。
これは最大の達成感であるし、自分が幸せな男になったと思える理由だ。
スポーツマンがこのようなレベルに達することは、当然のものではないからだ。
ユヴェントスの家族たちに感謝したいよ。彼らは私に信念、メンタリティ、そしてパフォーマンスの面で成長することを促してくれた。
40歳でもこのレベルでプレーできたのは、ユヴェントスのおかげだと信じている。世界のどことも違う仕事だった。
この哲学が私をも育ててくれたし、将来にも役立つと確信している。サッカーを終えたあともね。結果に繋げる、ハードワークを喜びに繋げる、自分を限界まで駆り立てる、全力を尽くすための唯一の道だと確信している。
数々のトロフィーを別にして、それはユヴェントスから受け取った最大の贈り物だ。私は永遠に感謝しているだろう」