進化し続ける46歳 2020東京へ 齋田悟司(車いすテニス)

日本車いすテニスのパイオニア・齋田悟司選手。過去6大会連続パラリンピックに出場し、2004年アテネ大会では国枝慎吾選手とダブルスを組み、金メダルを獲得した。

彼が1999年から現在まで練習拠点にしているのは、千葉県柏市にある吉田記念テニス研修センター。自宅からほど近い場所にある、この研修センターに来た当時はなかなか海外勢に勝てず、毎日悔しい思いを募らせていたという。

「純粋に勝ちたい」

吉田記念テニス研修センターは、当時のまっすぐな想いをいつでも思い出させてくれる。

「自分一人で強くなっていくことは不可能だと思っている。もちろん選手として技術力を高めていくことは大切だが、周りで支えてくれている人や自分を一生懸命応援してくれている人が支えになっている」

コーチやトレーナーと共に、今も自らの体にムチを打つ齋田選手。2020年東京パラリンピックに向け、この場所で更なる進化を図っている。


齋田悟司(さいだ さとし)

齋田悟司選手 (車いすテニス)

1972年3月26日生まれ 46歳 三重県出身 株式会社シグマクシス所属

12歳の時に骨肉腫により左下肢を切断、車いすユーザーとなる。1996年アトランタ大会から6大会連続でパラリンピックに出場。2004年アテネでは国枝慎吾選手と組み、男子ダブルスで金メダル、2008年北京、2016年リオでは男子ダブルスで銅メダルを獲得した。2003年には国際テニス連盟(ITF)選出の「世界車いすテニスプレーヤー賞」を日本人選手として初受賞するなど、日本の車いすテニス界を代表するトッププレーヤー。

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