亡き指導者への感謝胸に 再生した畑で茶摘み

故土岐さんへの感謝を胸に茶を摘む高鍋農業高の生徒たち

 高鍋町・高鍋農業高(萩原浩二校長、385人)の畑作農場で10日、同校生徒による茶摘みが行われた。茶摘みは、OBらが一時手つかず状態だった茶畑を整備して再生させ、昨年3年ぶりに実施。今年も行うため、児湯農業改良普及センター職員の土岐星児郎さん(当時32)が茶畑の管理指導をしていたが、3月に交通事故で亡くなった。生徒たちは、土岐さんへの感謝を胸に若葉を摘み取った。

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