難関の長崎検定1級合格 添川さん、矢島さん

 長崎の歴史や文化について知識を問う第13回長崎歴史文化観光検定(長崎商工会議所主催)の1級合格証書の贈呈式が16日、長崎市桜町の同会議所であり、難関を突破した合格者2人が喜びをかみしめた。
 合格したのは添川信一さん(46)=同市かき道2丁目=と矢島大志さん(63)=同市三原2丁目=。
 2月に実施し、32人が受験した。150点満点の記述式で、合格基準は120点以上。合格率は6・3%だった。これまでの合格者は今回の2人と合わせて計41人となった。
 贈呈式では同会議所の小川圭司・観光部会副部会長が「豊富な知識を活用し、観光振興や地域のけん引役として活躍してほしい」とあいさつ。証書を受け取った添川さんは「通勤時間などを活用して頑張ってきた。合格できてうれしい」、矢島さんは「長崎の魅力を県内外の人に広く発信していけるように今後も精進したい」と話した。

合格証書を受け取った添川さん(左)と矢島さん=長崎市、長崎商工会議所

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