やはりと言うべきなのか。18日に発表されたガーナ代表とのキリンチャレンジカップに向けた日本代表メンバー27名には、香川真司、岡崎慎司、本田圭佑のいわゆるBIG3が入っていた。この3人は前監督ヴァイッド・ハリルホジッチの下で絶対的な存在になることができず、ワールドカップメンバーからの落選も囁かれてきた。しかし西野朗新監督の誕生で方針が変わり、岡崎は代えの利かない選手として招集。本田と香川も同様だ。
このメンバー選考に『FOX Sports Asia』は、「以前はフォームに疑問があったものの、ホンダ、カガワ、オカザキは揃って西野朗の27名に入った」と伝え、ベテラン重視のメンバー構成と受け取っているようだ。
本田らに加えて長谷部誠、長友佑都らも予定通り選出されており、同メディアはこの5人をベテラン五重奏と名付けている。この5人の代表キャップ数を合計すると502試合となり、ロシアの地で経験が不足することはないだろうと付け加えられている。確かに香川を除く4人は3度目のワールドカップとなり、大会の雰囲気などは現役選手の誰よりも理解していることだろう。
その一方で堂安律や中島翔哉など今季欧州でブレイクした若手は選出されず、まさに本田や長友ら北京五輪世代の集大成といったイメージだ。前回大会と変わらないスタメン構成になる可能性も考えられるが、ベテラン五重奏はロシアの地で日本を勝利に導けるだろうか。
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