メクル第275号 「雪浦ウィーク」で演奏 西海・雪浦小

 西海市大瀬戸(おおせと)町の市立雪浦(ゆきのうら)小(淺田眞理(あさだしんり)校長、35人)の児童(じどう)が2日、まち歩(ある)きイベント「雪浦ウィーク」に集まったお客さんの前で、歌や演奏(えんそう)を披露(ひろう)しました。
 雪浦ウィークは今年で20回目になるイベントです。地域(ちいき)内の約30カ所の民家やお店を回ってもらい、手作りのかばんや洋服、食べ物を売るほか、音楽演奏でもり上げました。スタンプラリーのカードも雪浦小の子どもたちがデザインしました。
 出発式で淺田校長は「地域でがんばっている人の姿(すがた)を見るいい機会です。みんなの中から将来(しょうらい)の雪浦をもり上げる人が出てくれないかなと、ちょっぴり期待しています」とあいさつしました。
 外で演奏する予定でしたが、雨のため各店の中で演奏しました。5、6年生は手作りのたて笛「ケーナ」で「コンドルは飛んでゆく」を披露。ゲストハウスの森田屋(もりたや)ではお客さんから温かい拍手(はくしゅ)が送られました。
 5年生の坪川風斗(つぼかわかざと)君(10)は「お客さんが笑顔になったのがうれしい。拍手も大きかったのでいい思い出になった」と話しました。

ゲストハウス森田屋でケーナを演奏する子どもたち=西海市大瀬戸町

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