チェルシーに所属するエデン・アザールは間違いなくワールドクラスのプレイヤーで、アザールほどテクニックのある選手は世界的に見ても限られている。同年代のネイマールやアントワーヌ・グリーズマンらとともに、バロンドールを獲得する才能があるとまで言われる存在だ。
しかし、アザール本人はそうした個人賞にあまり縁がないと感じているようだ。なぜなら、アザールがゴールやアシストなど個人の結果に執着しないタイプの選手だからだ。英『BBC』によると、アザールは個人賞を獲得するためには多少利己的になる必要があり、自身にはそれが欠けているとの認識を示している。
「父は僕が無欲すぎると言うけど、恐らく本当だね。現代のフットボールだと、バロンドールや得点王などのタイトルを獲得したければ利己的になる必要があると思う。だけど僕はそうした選手ではないからね」
近年のバロンドールは得点をどれだけ獲ったかを重要視するところもあり、ゴールに強いこだわりを持つ選手でなければ受賞は難しい。それがDFやGKが受賞しづらい理由にもなっているのだが、チャンスメイクで貢献することの方が多いアザールもバロンドールとは無縁なのかもしれない。
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