ハウステンボス 高校生が茶会 心を込めてお点前披露

 茶道を学ぶ県内の高校生が一堂に会する「ハイスクール茶会」が19日、長崎県佐世保市のハウステンボスであり、来園者に心を込めたお点前を披露した。
 実行委が毎年開いており、8回目。茶道文化教育に力を入れる長崎国際大も共催している。
 茶会には19校の生徒約300人が参加。園内10カ所に「茶室ブース」を設け、各校の茶道部の生徒が抹茶や和菓子を振る舞った。
 オランダ出身で日本国籍を取得し、自身も茶道を学ぶ長崎大教員の山下龍(のぼる)さん(46)は「とてもいいイベントで、素晴らしいもてなしを受けた」と笑顔。県立佐世保西高茶道部の青山まゆき部長(17)は「茶道を知らない人とも触れ合うことができ楽しかった」とうれしそうに話した。

来園者の前でお点前を披露する高校生(左)=佐世保市、ハウステンボス

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