名車疾走 沿道から歓声

 クラシックカーで神奈川県内などを巡る「RALLY YOKOHAMA 2018」(ラリー横浜)が19日、開幕した。往年の名車74台が横浜市中区の山下ふ頭をスタートし、山下公園通り(同区)など名所を疾走、沿道から歓声が上がった。20日にゴールの元町ショッピングストリート(元町SS、同区)を目指す。ラリーニッポンの主催、横浜セントラルタウンフェスティバル実行委員会の共催。

 1927年に製造された「ブガッティT-35B」や「ラリーN.C.P」(31年製)、「ラゴンダLG45」(36年製)など人気を集める名車が出場した。

 今年は今月末に同実行委員会が主催するイベント事業「Y159」のアピールも兼ね、加賀町署の協力を得て、山下ふ頭から山下公園通りを「Y159パレードラン」。観光客から「初めて見ることができてうれしい」「走る姿が格好良い」などの声が上がり、写真に収めるクラシックカーファンの姿も目立った。

 この日は宮ケ瀬ダム周辺などを巡り、2日目は静岡県富士宮市や箱根などを訪れた後、横浜に戻り、午後2時ごろから元町SSで車を展示する。

「Y159パレードラン」として名車が疾走した山下公園通り=横浜市中区

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