ボランチなら…マンチェスター・シティが獲得を考えるべき5名

今季プレミアリーグを圧倒的な強さで制覇することに成功したマンチェスター・シティ。

しかし、来季はより周囲のマークが厳しくなることが予想される。ヤヤ・トゥレも今季限りで退団することが決まった。

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グアルディオラ監督はチームの中核を担うセンターハーフを獲得したいと考えており、今夏その動きを見せるともいわれる。

それだけの投資をするならば、どのような選手を獲得するべきか?『Sportskeeda』は以下の5名をピックアップしている。

タンギー・エンドンベレ(リヨン)

今季のフランス・リーグアンで登場したタレントの一人。21歳のセンターハーフは、リヨンで素晴らしいシーズンを過ごし、いくらかのクラブから関心を受ける存在になった。

高いエネルギーが必要な攻撃的サッカーにおいて、中盤で様々な役割をこなせることを証明した。

激しいタックルでボールを奪い、チームの上がりを引き出し、さらに試合をコントロールしようとする。

フェルナンジーニョのような堅実性はなくとも、運動能力は高く「次なるエッシェン」とも評価される。

アンジェからのレンタルだが買い取りオプションが付随している。1200万ユーロ(およそ15.6億円)という安さであり、シティがそれ以上の額を提示すれば…。

ジャン・ミカエル・セリ(ニース)

バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っているというコートジボワール代表MFは、『NEXTチャビ』とも言われる存在だ。

今季はあまり大きな存在感を見せられず、ニースをリーグアンの上位に導くことはできなかった。

しかしこの26歳のMFは非常に創造的であり、ボールを前線に運んでチャンスを作るというだけではない能力がある。

グアルディオラが求める素早い攻守の切り替えを実現するために、彼の能力は役立つはずだ。

移籍金は4000万ポンド(およそ59.22億円)を超えるといわれており、そこがかなりのハードルにはなるが…。

アマドゥ・ディアワラ(ナポリ)

この20歳のボランチはワールドクラスの選手になるために必要なスキルを揃えている。

プレッシングからすばやく攻撃に繋げていく回復能力は、グアルディオラが求めているスタイルの大きな助けになるはずだ。

マウリツィオ・サリ監督は彼を決して絶対的な存在として見ていなかったが、彼が試合で記録するスタッツは傑出している。

チャンピオンズリーグでマンチェスター・シティと戦ったときも十分なプレーを見せていた。彼の存在にグアルディオラが気づいていれば、本気で獲得に乗り出す可能性はある。

フレッジ(シャフタール・ドネツク)

メディアで何度も名前があがってきたフレッジ。シャフタールのMFは、今季のUEFAチャンピオンズリーグで掘り起こされた宝石である。

23歳のブラジル人ボランチは、ルイ・フォンセカ監督が好む速いプレーの中心的存在だった。

相手の攻撃をブロックするだけでなく、創造的でもある。稲妻のような速さ、オーバーラップでゴールにも絡む。決断の速さも驚異的だ。

当然169cmという小さな体格はプレミアリーグで苦しむ可能性があるが、グアルディオラの戦術ではハンデにはならないだろう。

報道によれば5000万ポンド(およそ74.03億円)の価格がついているという。ただ、それを使ってでも獲得するだけの価値がある選手だ。

ユリアン・ヴァイグル(ボルシア・ドルトムント)

ドイツの輝かしいヤングスターはこのリストのトップに入るだろう。彼は世界でも最も素晴らしいレジスタになるであろう男だ。

チャビ・エルナンデス、アンドレア・ピルロ、そしてジョゼップ・グアルディオラのような選手にだ。

その知性は攻撃的にも守備的にも対応できる柔軟さを持ち、中盤の深い位置からビルドアップの初期段階を組み立てる。

彼の迅速な思考スピードと長距離のパスは、ウイングやサイドバックに走り込めるポイントを作り出してくれる。

2ボランチでも守備的な役割を担うことができ、プレミアリーグにでもすぐに馴染めるであろう。

問題はどれだけの額になるかだ。彼を加えれば、デ・ブライネやダビド・シルバ、ギュンドーアンは休む時間も得られて非常に助かるはずだ。

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