ロモのメジャー初先発は3者連続奪三振 レイズ6連勝

【レイズ5-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

現在5連勝のレイズはエンゼルス4連戦の3戦目を迎えた。この日の先発はリリーフ投手のセルジオ・ロモ。これまで588試合に登板した実績を持つもののメジャー11年目にして初めての先発となった。

メジャー初先発での初対戦はザック・コザート。スライダー主体でフルカウントまでなるも最後も武器のスライダーを使い三振に抑えた。続くマイク・トラウトもカウント2-2から空振り三振、ジャスティン・アップトンも三振に切ってとるなどこの回を3者連続三振で切り抜けた。全18球のうち10球がストライクと最高の形でマウンドを降りた。

ロモの降板後、2回のレイズの攻撃では2死満塁からダニエル・ロバートソンがエンゼルス先発、アンドリュー・ヒーニーからグラウンドスラムを放ち4対0と試合の主導権を握った。また、ロモからマウンドを引き継いだライアン・ヤーブローが7回途中1失点と好投しリードを守っていく。7回までで5点差としたレイズだったが、8回にエンゼルスに1点を返されると最終回にはトラウトに2ランに浴びて2点差に詰め寄られた。それでも守護神、アレックス・コロメイが締めて逃げ切りに成功。ロモが勝利投手とはならなかったが、チームは6連勝となり上昇気流に乗り続けている。

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