今夏にはネイマールの退団説も浮上しているが、パリ・サンジェルマンは主力を残留させられるほど魅力のあるクラブなのだろうか。選手たちはチャンピオンズリーグ制覇に燃えているだろうが、実質一強状態になっている国内の戦いではモチベーションが上がらない時もあるだろう。
PSGに長く留まりたいと考える選手がどれだけ出てくるかが今後の課題だ。仏『Le Parisien』によると、昨夏ネイマールとともに加入したFWキリアム・ムバッペも今後移籍を決断する可能性があると含みを持たせている。
ムバッペは、「僕は5年の契約があり、ここでハッピーだ。PSGは僕に成長するための出場機会を与えてくれている。来季も僕はここに残るだろう。だけど、契約の5年間残るか?それは分からないよ。それがフットボールだからね」と語っている。状況次第では移籍する可能性も考えられるだろう。
PSGのように多額の資金を投じて近年急速に力をつけたチームといえば、マンチェスター・シティもそうだ。しかしプレミアリーグは世界トップレベルの争いがあり、最も優勝争いが激しいリーグでもある。リーグ戦をらくに制覇できてしまうPSGとは環境が異なり、出て行きたいと考える選手は少ないかもしれない。PSGが今後スター選手をキープしていけるのかどうかが真のビッグクラブへの課題と言えそうだ。
●theWORLDオフィシャルニュースサイトが、サクサク読めるアプリになりました!
Android版はこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.theworldmagazine.www&hl=ja