各国のロシアワールドカップメンバーが続々と発表され、強豪国ではスター選手が落選するなどサプライズもいくつか起きている。その中で最も落選が騒がれているのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス人FWアントニー・マルシャルではないだろうか。
例えばドイツ代表ではマリオ・ゲッツェ、マルシャルと同じフランス代表ではパリ・サンジェルマンMFアドリエン・ラビオ、アーセナルFWアレクサンドル・ラカゼット、イングランド代表ではアーセナルMFジャック・ウィルシャーが落選したが、マルシャルほど大騒ぎというわけでもないように感じられる。
英『TalkSport』によると、元フランス代表のダビド・ジノラ氏もマルシャルの落選について自身の見解を示しており、マンUで絶対的な存在になれていないことに思うところがあるようだ。
「デシャンには多くの選択肢がある。ストライカーではムバッペやグリーズマンなど継続的にフランス代表に貢献している選手がいる。マルシャルのような選手は試合に出て得点を決めて自信をつける必要がある。レギュラーでないといけないんだ。ユナイテッドでレギュラーではないのなら、別のクラブを探すだろう。モウリーニョが彼をレギュラーにしないなら、モウリーニョはマルシャルが常にベストを尽くしていないと考えているのだろう。モウリーニョのような指揮官がチームを勝利に導く選手をプレイさせないことはないと思う」
また英『Squawka』は、マルシャルがユヴェントスやバイエルン、バルセロナなどあらゆるビッグクラブで活躍できる逸材と評価しており、マンUを離れても活躍する環境は十分にあるはずとの見解を示している。マンUにいることがマルシャルの成長を妨げているのならば、今夏に去るべきなのかもしれない。モウリーニョとマルシャルは合っていないか。
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