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20日に明治安田生命J1リーグの第15節が開催され、上位3チームが揃って勝利を逃している。
首位を独走するサンフレッチェ広島は、ホームでセレッソ大阪と対戦。これまで通りしぶとい戦いを見せていたが、終盤に均衡を破られる。81分、GKのロングフィードをヤン・ドンヒョンが頭でそらすと、清武弘嗣の負傷により途中出場を果たした高木俊幸がこのボールに反応。DFの裏へ抜け出し、落ち着いてゴールに流し込んだ。さらに3分後の84分に、再び高木に豪快なミドルシュートでゴールネットを揺らされ、C大阪に0-2で敗れた広島。今季2敗目を喫している。
2位のFC東京は、アウェイでサガン鳥栖と激突。11本のCKに、鳥栖の倍以上となる11本のシュートを放ち、試合の主導権を握ったが、FC東京はかつての守護神・権田修一から最後までゴールを奪うことができず。スコアレスドローで終了のホイッスルを迎えた。
ここ11試合負けでなし(7勝4分)で、3位につけている北海道コンサドーレ札幌は、ヴィッセル神戸の本拠地に乗り込んだ。9分、23分と立て続けにウェリントンにゴールを許し、前半を2点ビハインドで折り返す。さらに55分、渡邉千真に3点目のゴールを決められ、試合を決定づけられると、その後2人の退場者を出してしまった札幌。87分にもダメ押しゴールを決められ、神戸を相手に0-4の完敗を喫している。
これらの結果、2位FC東京は白星を逃したものの、首位広島との勝ち点差を「9」に縮めた。一方で、札幌は5位に転落。昨季王者の川崎フロンターレが3位へ、広島を撃破したC大阪が4位へ浮上している。
中断期間前最後の試合で、好調な上位陣が勝ち点を取りこぼした。J1が再開される7月からは、上位争いの構図が変わってくるかもしれない。
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