メンデン7回無失点 アスレチックスが4連戦スイープ

【アスレチックス9-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

アスレチックスが3連勝で迎えた敵地での対ブルージェイズ4連戦最終戦は、先発のダニエル・メンデンがストライクゾーンを自在に操る快投でブルージェイズ打線を翻弄し、7回2安打無失点の快投を披露。打線は4失策というブルージェイズの守乱に乗じて6回までに9点を奪い、9対2で快勝を収めて4連戦のスイープを完結させた。アスレチックスは直近7試合で6勝1敗となり、10試合にわたる遠征を7勝3敗で終了。ボブ・メルビン監督は「素晴らしい遠征になったよ」と今回の遠征を振り返った。

メンデンは「(女房役のジョナサン・)ルクロイとともに良いプランを立てて、それをしっかり実行することができた」と登板までの周到な準備を好投の要因に挙げた。この日はストライクゾーンの内外・高低を巧みに使い分けるピッチングでブルージェイズの各打者を詰まらせる場面が目立ち、7回97球を投げて奪った三振は2つだけだったものの、打たれたヒットも2本だけ。3回裏には一死二、三塁のピンチを背負ったが、得点圏に走者を進めたのはこのときだけだった。なお、アスレチックスに大量リードを許したブルージェイズは、9回表にケンドリズ・モラレスがキャリア初登板。1四球を与えたものの、16球で1イニングを無失点に抑えている。

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