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『Guardian』は19日、「ミランのスペイン代表FWスソは、ミランは僕の夢だったと語った」と報じた。
ユース時代にリヴァプールへ移籍してデビューしたが、その後ミランへと移籍してブレイクを果たしたスソ。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ政権のミランでレギュラーに定着し、さらにジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下で評価を高めていった。
今夏は古巣でもあるリヴァプールが彼の獲得を狙っているとも言われており、契約解除条項が4000万ユーロ(およそ52.4億円)に設定されていることからその去就が注目されている。
しかし、スソはミランを離れる気はないようだ。彼は以下のように話し、ミランでプレーすることに誇りを感じていると明かした。
スソ 「ミランはいつだって僕の夢だった。
子供の時、偉大な選手たちがこのシャツを着ていた。それを見ていた僕が、今それを身につけて、ここでプレーしている。それは信じられないことだよ。
僕はミランでプレーできることを誇りに思っている。そしていつの日か、僕の息子に言いたいんだ。
『君のお父さんは、ミランでプレーしていたんだぜ』とね」
(ミランは今季、もっといい成績を期待されていたが…)
「簡単なシーズンじゃなかったよ。我々には多くの期待がかけられていたが、うまくスタートすることができなかった。
ガットゥーゾ監督が全てを引き継いだ後、我々はヨーロッパの大会の出場権を獲得するために努力を続けていた。
昨年、クラブは大きな変化を遂げた。選手に多くの投資をした。これだけの改革が行われた時、物事は決して簡単にはならない。
今季の初めと比べれば、多くのことが改善されてきたよ。
重要なのは、今のミランには多くの若い選手がいるということだ。それは、時間が必要になるもう一つの理由でもある。
しかし、我々は正しい道のりを歩んでいるよ。
ガットゥーゾ監督はとても印象的だね。彼は24時間働いていて、サッカーのことしか考えていない。
彼は仕事が好きで、その全てを愛しているんだ。ヨーロッパの舞台に出られない年が長く続いた後、彼と共にいることで光が見える。彼は素晴らしい監督になるだろうと確信しているよ。
我々は彼と長い間過ごしたわけではないが、既に重要な兆候を見せているよ。彼のカリスマ性だけが全てではないんだ。攻守に渡って戦術的に優れている。
選手と対話する方法も知っているし、常に言いたいことを伝えられる。監督がどのように選手とコミュニケーションするかというのは、本当に基本的なものなんだ」
(ガットゥーゾ監督は、スソには4000万ユーロの契約解除条項を持っていると話していた)
「僕はミランでとても満足しているんだよ。常に噂は流されている。ミランから離れるんじゃないかというね。
しかし繰り返すが、僕はここで幸せだし、このクラブは僕と共にあると思っているんだ。契約解除条項はあるが、それはクラブと代理人が求めたものだからね。僕が決めたことじゃない。
もしクラブが引き続き上位にいて、僕を頼りにしてくれるのなら、ミランのためにここにいるよ。
これは自分のキャリアにとって重要な時だ。さらに来年はもっと重要になるだろう。まだ、自分が達成できることの60〜70%しかたどり着けていないと思うんだ」
(若い頃所属していたリヴァプールが買い戻しを検討しているとか)
「リヴァプールでの経験は忘れないだろう。プレミアリーグは別世界だった。特別なものだったと言えるよ。
いつかは、リヴァプールでプレーしたい。僕はそこで育ったし、大きなクラブだ。
チャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーが勝てば、スペインのクラブが勝ったわけだから幸せに思うだろう。
しかしリヴァプールが勝っても、僕の古巣だから幸せになるだろうね」